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だまされ屋さん

中公文庫 ほ15−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-12-207459-0
4-12-207459-2
税込価格 1,078円
頁数・縦 411P 16cm

商品内容

要旨

七十歳でひとり暮らしの秋代の家に、ある日現れた謎の男。娘の婚約者なのか、それとも新手の詐欺なのか―。折しも、秋代の子どもたちの家でも問題が起こり、断絶していた一族が集うことに。長い年月をかけて、がんじがらめに絡まった家族の糸はほどけるのか。行き詰まりの現在を、渾身の言葉の力で解きほぐす傑作長篇。第1回飯田賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

七十歳でひとり暮らしの秋代の家に、ある日現れた謎の男。娘の婚約者なのか、それとも新手の詐欺なのか−−。現代文学の最前線を走る作家が、家族のあり方や人々のつながり方を問う渾身の長編。

著者紹介

星野 智幸 (ホシノ トモユキ)  
1965年(昭和40)、アメリカ・ロサンゼルス生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、新聞記者を経て、作家活動を始める。97年『最後の吐息』で文藝賞を受賞。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、03年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、11年『俺俺』で大江健三郎賞、15年『夜は終わらない』で読売文学賞、18年『〓』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)