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言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-04-606377-9
4-04-606377-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 391P 19cm

商品内容

要旨

自分では1つの言語しか話せないと思っていても、実際のところ人間の脳は、複数の言語を操るように設計されている―

目次

第1部 個人と言語(複数の言語を操る脳
脳は複数の言語を同時に処理している
創造性・知覚・思考と言語
言葉は受肉した
子どもの脳と大人の脳 ほか)
第2部 社会と言語(究極のインフルエンサー
言葉は時代の変化を映す
翻訳から見えてくるもの
心のコード
科学とテクノロジーの未来)

出版社・メーカーコメント

「ChatGPTの翻訳はますます巧になっていくだろう。その時代に、外国語を学習する意味は何か」−今井むつみ(慶應義塾大学環境情報学部教授)「言語が変わると認知はどこまで変わる? 衝撃の研究成果がこれでもかと挙げられ、驚きっぱなしだった」−水野太貴(ゆる言語学ラジオ)「この本を読んだ後は、言葉の見え方も、聞こえ方もかわるだろう−そして人間の脳の偉大さに深い感銘を覚えるに違いない(それに加えて、新しい言語を学びたくなるというボーナスもある。それはスウェーデン語かもしれないし、スペイン語、あるいはスワヒリ語かもしれない!)。ビオリカ・マリアンは、言語の科学を学ぶのに欠かせない本の著者として、スティーブン・ピンカーやジョージ・レイコフと肩を並べる存在になった」−ダニエル・H・ピンク 『モチベーション3・0』、『When 完璧なタイミングを科学する』(ともに講談社)、『後悔の力(The Power of Regret』著者「言語に興味があるか、あるいは複数の言語を話すかどうかに関係なく、どんな人もこの本から多くを学ぶことができる。とてもわかりやすく、綿密な研究に裏打ちされた良書だ」−ハワード・ガードナー ハーバード教育大学院教授、『精神の枠組み(Frames of Mind)』 著者「ページをめくる手が止まらなくなる本。自分の中に眠るスーパーパワーを探す旅に出発しよう!」−モーテン・クリスチャンセン コーネル大学心理学教授『言語はこうして生まれる』(新潮社)著者

著者紹介

マリアン,ビオリカ (マリアン,ビオリカ)   Marian,Viorica
ノースウェスタン大学ラルフとジーン・サンディン寄付基金教授。コミュニケーション科学と障害学部、および心理学部の教壇に立つ。2000年から同大学の「バイリンガリズムと心理言語学研究室」で主任を務める。母語はルーマニア語で、ロシア語はほぼ母語と同等に話し、英語も堪能。アメリカ手話、広東語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、日本語、マンダリン、ポーランド語、スペイン語、タイ語、ウクライナ語など、さまざまな言語の研究に携わってきた。アメリカ国立衛生研究所、アメリカ国立科学財団、ノースウェスタン大学、その他民間財閥の援助を受け、バイリンガルの言語処理の構造と、複数の言語を話すことが認知機能、発達、脳に与える影響に関する研究を行っている
今井 むつみ (イマイ ムツミ)  
慶應義塾大学環境情報学部教授。1989年慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。94年ノースウェスタン大学心理学部Ph.D.取得。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学
桜田 直美 (サクラダ ナオミ)  
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)