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浄土双六

文春文庫 お63−4

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-16-792157-6
4-16-792157-X
税込価格 902円
頁数・縦 303P 16cm

商品内容

要旨

足利八代将軍となる義政を育てた乳母の亥万。彼女はやがて、義政に閨の手ほどきをし、側女として政にも関わるようになっていた。正室の日野富子が待望の子を授かるが、産まれてきた赤子は呼吸をしていない。富子は、亥万の呪詛が腹の子を殺したのだと訴えて―。室町時代を舞台に人間の業と情を描く傑作歴史小説。

著者紹介

奥山 景布子 (オクヤマ キョウコ)  
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。高校教諭、大学専任講師などを経て創作を始める。2007年「平家蟹異聞」で第87回オール讀物新人賞を受賞。09年、受賞作を含む『源平六花撰』で単行本デビュー。18年、『葵の残葉』で第37回新田次郎文学賞、第8回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)