川路利良 日本警察をつくった明治の巨人
中公新書ラクレ 807
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2024年1月 |
ISBNコード |
978-4-12-150807-2
(4-12-150807-6) |
税込価格 | 1,056円 |
頁数・縦 | 302P 18cm |
商品内容
要旨 |
武家の末端に生まれながら、幕末の動乱で名を上げ、明治日本の新国家樹立に参画。自らの命を賭して警察機構を作り上げ、「大警視」まで上り詰めた男。その激動の生涯。警視庁創立150年。 |
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目次 |
序章 幕末の動乱(与力・川路正之進 |
出版社・メーカーコメント
薩摩藩の下級武士の家に生まれながら、戊辰戦争の活躍で西郷隆盛に引き立てられ、幕末の激動の時代を生き抜いた川路利良。大久保利通の信頼も得て、維新後に警察の創設を任され、フランス視察を経て、日本に近代的警察機構を作り上げる。しかし、新政府の方針を巡り、西郷と大久保が対立。川路は、大恩人である西郷の敵となり、政府軍を率いて西南戦争へ赴く−−。日本という新しい国家と警察組織に一身を捧げ、初代大警視(警視総監)まで上り詰めた男の生涯を描く。