• 本

「核なき世界」を願って 消えゆく被爆者の祈り

出版社名 花伝社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-7634-2098-5
4-7634-2098-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 158P 19cm

商品内容

要旨

被爆者として核兵器の惨禍を語り継ぎ、その思いを次世代につなぐために。原爆の悲劇を、被害者団体の先頭に立ち世界に発信し続けてきた著者が語る、戦争の実相。広島での被爆と戦後を生き抜いた実体験をもとに、戦争のリアリティが風化しつつある現代日本の課題、そして平和への道を提言する。

目次

原子爆弾の開発
原子爆弾投下
原爆被害秘匿の影響
被爆者補償の実状
世界の核意識の変化
ウクライナショックとは
核兵器使用は防げるか
日本の役割と責任
地域共同防衛体制の推進
核兵器禁止条約の推進
平和学習のあり方
学生と先生からの感想文
終わりに

著者紹介

長曽我部 久 (チョウソカベ ヒサシ)  
1936年朝鮮京城府(現ソウル)生れ。87歳。1歳で平壌(現ピョンヤン)。5歳で広島移住。2024年現在、毎年学生の「平和学習」講師を継続。著作:2009年評論「荒廃への警鐘」熊本県民文芸賞評論・ノンフィクションの部一席受賞ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)