猫屋台日乗
出版社名 | 幻冬舎 |
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出版年月 | 2024年1月 |
ISBNコード |
978-4-344-04219-3
(4-344-04219-0) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 302P 19cm |
商品内容
要旨 |
毎日1日分だけの買い物をし、ハッピーアワーで1杯飲んで帰る。誰とも会わない、喋らない。そんな女将の胸の内。コロナの3年間のお上の無能に怒り、吉本家の“独特な味”を懐かしみ、『猫屋台』で大盤振る舞い…。“人外魔境”より届いた、「真っ当な食、真っ当な命」をめぐるエッセイ。 |
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目次 |
『猫屋台』というところ |
出版社・メーカーコメント
毎日1日分だけの買い物をし、ハッピーアワーで1杯飲んで帰る。誰とも会わない、喋らない。そんな女将の胸の内。コロナの3年間のお上の無能に怒り、吉本家の“独特な味“を懐かしみ、『猫屋台』で大盤振る舞い……。“人外魔境”より届いた、「真っ当な食、真っ当な命」をめぐるエッセイ。味と思い出は、紐付けられる−−。完全予約制の、知る人ぞ知る『猫屋台』の女将・ハルノがその「日乗」を綴り始めたのはコロナが蔓延り始めた2020年の春。女将は怒っていた。緊急事態宣言、アルコール禁止、同調圧力、自粛警察……コロナが悪いんじゃない、お上が無能なんだ−−と。怒りの傍ら綴るのは、吉本家の懐かしい味、父と深夜に食べた初めてのピザ、看板猫・シロミの死、自身の脱腸入院、吉本家の怒涛のお正月、コロナの渦中に独りで逝った古い知人……。美味しさとユーモアと、懐かしさ溢れる、食エッセイ。