• 本

タバコの煙、旅の記憶

わたしの旅ブックス 051

出版社名 産業編集センター
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-86311-394-7
4-86311-394-3
税込価格 1,430円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

旅と煙と、ときどき危険。銃密造工房で、パリの地下空間で、独房のようなNYの安宿で…危険地帯ジャーナリストの旅と取材の相棒はいつもタバコだった。瞼の裏に残る“煙のあった風景”をたぐりよせ紡いだエッセイ15篇。

目次

銃の密造工房に漂っていた煙(フィリピン)
はじまりの煙(バンコク)
新しい煙の流れる風景を見つめて(バンコク)
安宿の天井に吸い込まれた煙(ニューヨーク)
マンハッタン・アンダーグラウンドの吸い殻(マンハッタン)
決め台詞で思い出す懴悔の煙(マンハッタン)
裏道に消えた煙(ニューヨーク)
夏空を見上げて、ただ煙を見送った(カリフォルニア)
世界の果てで眺めた煙(ケニア)
坂の上の白い粉(ボリビア)
取り残された夜(ブラジル)
喉に刺さった骨と沖縄タバコ(沖縄)
夜に漂う自由の残り香(香港)
パリで思い出す地下の記憶(パリ)
これから見る風景

著者紹介

丸山 ゴンザレス (マルヤマ ゴンザレス)  
1977年、宮城県生まれ。ジャーナリストであり編集者。國學院大學学術資料センター共同研究員。大学院修了後、無職、日雇い労働、出版社勤務を経て独立。危険地帯や裏社会を主に取材している。テレビ番組「クレイジージャーニー」(TBS系列)やYouTube「裏社会ジャーニー」でも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)