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ミューズと芸術の物語 下

キース・ヘリングの女神グレイス・ジョーンズからワイエスとクリスティーナまで

出版社名 原書房
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-562-07389-4
4-562-07389-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 216,10P 20cm
シリーズ名 ミューズと芸術の物語

商品内容

要旨

「黙って言われるがままに美しくポーズをとっている」というミューズの神話は崩壊した。作品の製作にたずさわり、作家の方向性を決定づけ、美術史に残る名作を生み出す力となったミューズの真相と功績を解き明かす。

目次

演じるミューズ(モロ―自家製の寿司
ウーライ―息を吸う マリーナ・アブラモヴィッチ
グレイス・ジョーンズ―グラフィティの女神
ティルダ・スウィントン―シュルレアリスムのシェイプシフター(姿を変える者)
リラ・ヌネス―守護天使)
芸術運動におけるミューズ(エリザベス・シダル―目覚めるオフィーリア
サンデー・リード―パラダイス・ガーデンで
レディ・オットリン・モレル―ブルームズベリーのボヘミアン
ルイーザ・カサーティー侯爵夫人―メドゥーサの眼光)
メッセージとしてのミューズ(アンナ・クリスティーナ・オルソン―クリスティーナの世界
ドリーン・ローレンス―「ノー・ウーマン、ノー・クライ」(女よ、泣かないで)
スー・ティリー―眠る管理職員
オリー・ヘンダーソン―暴動を起こせ
ソーリオ―ハーレムのアイコン)

出版社・メーカーコメント

ミューズ=画家と恋愛関係にあった美女、ではない。ポーズをとるだけの従属的な存在でもない。作品の製作にたずさわり、作家の方向性を決定づけ、美術史に残る名作を生み出す力となったミューズの真相と功績を解き明かす。

著者紹介

ミリントン,ルース (ミリントン,ルース)   Millington,Ruth
イギリス、バーミンガムを拠点とする美術史家、ライター。オックスフォード大学で美術史を学び、その後5年間画廊に勤務する。現在はモダンアート、コンテンポラリー・アートを専門とし、“サンデー・タイムズ”“テレグラフ”“デイリー・メール”などで記事を書いている
菊池 由美 (キクチ ユミ)  
英語翻訳者。京都大学文学部哲学科卒(美学美術史学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)