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第三世界の主役「中東」 日本人が知らない本当の国際情勢

出版社名 ブックダム
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-911160-01-5
4-911160-01-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 238P 19cm

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要旨

「中東」と聞いて一般的な日本人が連想するのは「石油」「砂漠」「戦争・紛争」「イスラム」といったところだろうか。だが実際には、中東でもっとも経済的に繁栄しているドバイは産油地域ではない。サウジアラビアも「脱石油」の道を模索中だ。では、中東の「本当の姿」は現在、どうなっているのだろうか。
本書は、中東を中心とした国際情勢をリアルに伝え、チャンネル登録者数22万人のYouTube「越境3.0チャンネル」を配信する著者が、これから「第三世界の主役」となるであろう中東について、基礎知識から最新の情報までを紹介する「中東入門」の書。オイルマネーとは無縁のドバイが、世界一の高さの建造物に象徴される繁栄を謳歌している理由、「米国寄り」だったこの地域に、中国が接近しつつある現状などをリポートしている。
著者は、会計事務所で中東~東南アジアエリアの外国人経営者の法人を多く担当した後、2003年に独立、株式会社ザ・スリービーを設立。中東やアフリカなど約50カ国を訪問。「越境3.0オンラインサロン」など、さまざまなコミュニティやメディアを主宰し、情報発信を行っている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年3月29日]

商品内容

要旨

これからの世界の中心は、アメリカではなく、ヨーロッパではなく、中国でもロシアでもなく、もちろん日本でもなく、「中東」になる。教養としてではなく、世の中の流れに乗り遅れないための視点を、いま手に入れよう。

目次

第1章 進化する中東(石油によって「世界のハブ」の可能性を見失う
「大陸のつなぎ目」の役割を取り戻したドバイ ほか)
第2章 中東の宗教と気質を理解する(イスラム教は中東を理解するための羅針盤
誇り高くて見栄を張りたがるアラブの人々 ほか)
第3章 中東各国の関係 これまでの100年(混沌の原点となったイギリスの「三枚舌外交」
政権によって180度変わるアメリカとイランとの関係 ほか)
第4章 中東と世界の関係 これからの100年(中東と世界の懸け橋となるか。存在感を高めるトルコ
ますます複雑さを増すアメリカと中東の関係 ほか)
第5章 日本に石油が入ってこなくなる日(ハマスのテロ。意外だった日本の表明
中東における日本の評価は急落の一途 ほか)

著者紹介

石田 和靖 (イシダ カズヤス)  
1971年生まれ、東京都小金井市出身。東京経済大学中退後、会計事務所に勤務し、中東〜東南アジアエリアの外国人経営者の法人を多く担当。駐日外国人経営者への財務コンサルティングを多く行う。2003年に会計事務所から独立し、(株)ザ・スリービーを設立。アゼルバイジャン、中国、スーダン、モンゴル、アイスランド、香港、タイ、UAE、サウジアラビア、ナイジェリアなど、約50カ国以上を訪問し、各国政府や企業などと直接情報交換を交わす。2009年、世界経済の情報発信基地「ワールドインベスータズカフェ」を六本木にオープン。現在は企業向けのYouTubeや動画マーケティングのコンサルティングも行い、ベネッセが手掛ける通信講座Udemyコンテンツ「即実践講座:YouTubeを導入して伸ばす方法」はUdemy最高評価、ベストセラーを授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)