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アフターコロナを生き抜く!事業再建のための融資戦略 ゼロゼロ融資返済をのりきる「究極の資金繰り」

出版社名 実業之日本社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-408-65070-8
4-408-65070-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 215P 19cm

商品内容

要旨

インフレ、円安、人手不足、2024年問題。「もう、返済できない…」と思ったら、リスケしよう!日本の中小零細企業を救う。

目次

第1章 ゼロゼロ融資の「借換保証」をどう活かす?(「ゼロゼロ融資」とは何だったのか
新たな借換保証制度の創設)
第2章 これから中小企業が直面する課題とチャンス(いま起こっているのは不連続な変化
中小零細企業が直面する課題
中小零細企業のとっての可能性)
第3章 中小零細の事業再生パターンと手法(企業再建に成功する経営者の共通点
金融機関との交渉
本業の立て直しと磨き上げ
会社や事業を譲渡する
事業承継は別の視点で)
第4章 業種別に考える事業再生ポイント(製造業の事業再生ポイント
建設業の事業再生ポイント
不動産業の事業再生ポイント
運輸業の事業再生ポイント
人材派遣業の事業再生ポイント
商社(卸業)の事業再生ポイント)
第5章 元気な中小零細企業が日本を救う(中小零細企業の位置づけと役割
中小零細企業にとってチャンスの時代
賢い経営者になろう)

出版社・メーカーコメント

コロナ禍の影響で売上高が減少した中小企業や零細企業を対象に、金融機関が特例的な条件で資金を貸し出す制度として設けられたのが通称「ゼロゼロ融資」。2020年1月から2022年2月までの時点で日本政策金融公庫による「ゼロゼロ融資」は約97万件で約16兆円、民間金融機関と信用保証協会による「ゼロゼロ融資」は約195万件で約37兆円にのぼる。今後、利子の負担や元本の返済が始まるが、コロナ禍が終息しても経済はコロナ前に戻るどころか、むしろ、経済再開にともなう供給力不足やウクライナ紛争によるエネルギー価格の高騰によりインフレが発生している。本書では、新たに始まった「コロナ借換保証」の概要を整理するとともに、中小零細企業を巡る現状と今後を戦略的に展望する。

著者紹介

藤嶋 介翔 (フジシマ カイト)  
株式会社PMG Partners代表取締役社長。埼玉県生まれ。大手商社系列アパレルブランドの経営に携わるなかで下請け中小企業の実態を目の当たりにし、2016年に金融業界に転じる。中小零細企業の再建と、資金導入や経営アドバイスを積み重ね、その経験・実績を生かし総合経営コンサルティング会社である株式会社PMG Partners代表取締役社長に就任。財務分析から黒字化のアドバイスや、財務体質支援の実績を専門スタッフとともに積み上げ、「中小企業の再生請負人」として多数の相談に応じている
八木 宏之 (ヤギ ヒロユキ)  
企業再生コンサルタント/株式会社セントラル総合研究所代表取締役社長。大学卒業後、銀行系リース会社からシンクタンクに派遣、渡米して経営学者ピーター・ドラッカー博士の講義を聴講する機会があり、名著『経営者の条件』に出会い衝撃を受ける。今では一般的になったキャッシュフロー会計を博士の講義で知り、ゼロサム社会での経営の心得を習得する。平成3年のバブル崩壊後、民事再生法(平成12年施行)を活用した中小企業の再建、私的整理ガイドラインによる中小企業の延命から事業承継を多数手がける。不動産リースバック会社、アセット会社や企業コンサルタント会社の顧問
川北 英貴 (カワキタ ヒデキ)  
資金繰りコンサルタント/株式会社グラティチュード・トゥーユー代表取締役。1974年愛知県生まれ。大学卒業後、1997年大垣共立銀行入行、主に中小企業向け融資業務を手掛ける。銀行退職後、2004年に事業再生・資金繰りの専門コンサルティング会社を起業。2016年、幹部社員の1人に会社を継いでもらい、翌2017年新たに「1人コンサルタント会社」として株式会社グラティチュード・トゥーユーを設立。全国の中小企業の資金繰り改善に飛びまわる一方、電話やメールで日々、資金繰りに悩む経営者の相談を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)