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陳澄波を探して 消された台湾画家の謎

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-00-061625-6
4-00-061625-0
税込価格 3,300円
頁数・縦 334P 19cm

商品内容

要旨

一九八四年、台北。駆け出しの画家、阿政のもとに奇妙な依頼が持ち込まれた。古い絵画の修復の仕事だが、作者は明かせないという。阿政が新聞記者の方燕と調査に乗り出すと、戦後長い間歴史から抹消されていた画家・陳澄波の存在が浮かびあがり…。日本統治時代に生まれ、台湾近代美術の先駆者となった画家の生涯をたどる歴史小説。第3回台湾歴史小説賞大賞受賞。

出版社・メーカーコメント

一九八四年、台北。駆け出しの画家、阿政のもとに奇妙な依頼が持ち込まれた。古い絵画の修復だが、作者は明かせないという。阿政が恋人の新聞記者、方燕と調査に乗り出すと、長い間歴史から抹消されていた画家・陳澄波の存在が浮かびあがり……。日本統治時代の台湾に生まれ、二・二八事件で幕を閉じた苦闘の生涯を描く歴史小説。

著者紹介

柯 宗明 (カ ソウメイ)  
作家、脚本家、映像・舞台監督。長年、テレビや演劇の仕事にたずさわり、テレビ番組『台湾郷鎮文化志』やドキュメンタリー『台湾美術史』などを手がける。2018年に初めて執筆した本作で第3回台湾歴史小説賞大賞受賞
栖来 ひかり (スミキ ヒカリ)  
ライター。山口県出身。京都市立芸術大学美術学部卒。2006年より台湾在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)