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チェコ・アヴァンギャルド ブックデザインにみる文芸運動小史

平凡社ライブラリー 960

出版社名 平凡社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-582-76960-9
4-582-76960-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 239P 図版96P 16cm

商品内容

要旨

20世紀初頭、「欧州のへそ」プラハにはあらゆる前衛芸術の波が流れ込んだ。ダダ、イタリア未来派、ハンガリーの行動主義、バウハウスの機能主義、ロシアの生産主義―。そこに生じたダイナミックな交流を俯瞰し、「生活とアートの詩的統合」を目指した運動に、今にいたるチェコ・カルチャーの魅力の源流を探る。チェコ・モダニズム・デザインの精華たる当時の本・冊子などカラー図版二〇〇余点を収録。

目次

立体表現主義の誕生―パリ・ベルリン・プラハ
イタリア未来派の受容―ミラノ・パリ・プラハ
デヴィエトスィルの結成―プラハ
ダダの闖入―ベルリン・プラハ・ザーグレブ
ベルリン未来派の旋風―ベルリン・プラハ
ハンガリー行動主義の流入―ブダペシュト・ウィーン・プラハ
「構成主義=ポエティスム」の展開―プラハ・ブルノ
バウハウスとの協働―ワイマール・プラハ・ブルノ
シュルレアリスムとの共闘―パリ・プラハ・モスクワ
日本における「チェコ・アヴァンギャルド」

出版社・メーカーコメント

20世紀初頭のプラハで生まれた躍動的な芸術交流を俯瞰、「生活とアート」の統合を目指した運動にチェコ・カルチャーの魅力を探る。

著者紹介

西野 嘉章 (ニシノ ヨシアキ)  
1952年生。東京大学名誉教授、博士(文学)。2015年仏国レジョン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)