• 本

老虎残夢

講談社文庫 も59−1

出版社名 講談社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-06-534278-7
4-06-534278-3
税込価格 869円
頁数・縦 380P 15cm

商品内容

要旨

湖に浮かぶ孤島で、武術の達人・泰隆が遺体となって発見された。三人の武侠を招き、うち一人に奥義を授けるとしていた矢先のことだった。孤絶した楼閣は、特殊な武芸を身につけた彼らをもってしても侵入は不可能。泰隆の愛弟子・紫苑が師父の死の謎に挑む。特殊設定×本格ミステリー、第67回江戸川乱歩賞受賞作!

出版社・メーカーコメント

「館」×「孤島」×「特殊設定」×「百合」!孤絶した楼閣/密室で起きた「絶対不可能殺人」最侠のヒロインは、最愛の師の「死の謎」を解くことができるのか!?選考委員絶賛!第67回江戸川乱歩賞受賞作綾辻行人「論理的に真相を解き明かしていくスタンスにはブレがなく、スリリングな謎解きの演出も◎」京極夏彦「南宋の密室という蠱惑。武侠小説としての外連。特殊設定ミステリという挑戦。愉しい」碧い目をした武術の達人梁泰隆。その弟子で、決して癒えぬ傷をもつ蒼紫苑。料理上手な泰隆の養女梁恋華。三人慎ましく暮らしていければ、幸せだったのに……。雪の降る夜、その平穏な暮らしは打ち破られた。

著者紹介

桃野 雑派 (モモノ ザッパ)  
1980年、京都府生まれ。帝塚山大学大学院法政策研究科世界経済法制専攻修了。2021年、南宋を舞台にした武侠小説『老虎残夢』(本作)で第67回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)