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教養を深める 人間の「芯」のつくり方

PHP新書 1386

出版社名 PHP研究所
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-569-85654-4
4-569-85654-3
税込価格 1,034円
頁数・縦 210P 18cm

商品内容

要旨

人間がより人間らしくあるために必要な「知の営み」。近年、「たしかな教養を身につけたい」という風潮が広まり、書店でも「教養」をタイトルに冠する本が所狭しと並んでいる。なぜ現代において教養が必要とされるのだろうか。そもそも「リベラルアーツ」は何のために生まれたのか。神学者であり、東京女子大学学長としてリベラルアーツに向き合い続ける著者が、四人の識者と議論を交わし、その本質に迫る。

目次

第1章 リベラルアーツの歴史点描
第2章 「憧れる力」を原動力に
第3章 宗教は「学ぶ」ものではない(五木寛之×森本あんり)
第4章 「国語と教養」を軽視する愚かさ(藤原正彦×森本あんり)
第5章 日本人が「新しい知」を生む時代へ(上野千鶴子×森本あんり)
第6章 ChatGPTで教養は得られない(長谷川眞理子×森本あんり)

出版社・メーカーコメント

◆教養とは、人間がより人間らしくあるために必要な「知の営み」である−−。◇ファスト教養に陥らない「本物の学び」とは何か?◆五木寛之、藤原正彦、上野千鶴子、長谷川眞理子−−四人の識者と本気で考える。近年、「たしかな教養を身につけたい」という風潮が広まり、書店でも「教養」をタイトルに冠する本が所狭しと並んでいる。なぜ現代において教養が必要とされるのだろうか。そもそも「リベラルアーツ」は何のために生まれたのか。神学者であり、東京女子大学学長としてリベラルアーツに向き合い続ける著者が、四人の識者と議論を交わし、その本質に迫る。【本書の内容】〇第一章 リベラルアーツの歴史点描〇第二章 「憧れる力」を原動力に〇第三章 宗教は「学ぶ」ものではない 五木寛之(作家)×森本あんり〇第四章 「国語と教養」を軽視する愚かさ 藤原正彦(数学者)×森本あんり〇第五章 日本人が「新しい知」を生む時代へ 上野千鶴子(社会学者)×森本あんり〇第六章 ChatGPTで教養は得られない 長谷川眞理子(人類学者)×森本あんり

著者紹介

森本 あんり (モリモト アンリ)  
1956年、神奈川県生まれ。東京女子大学学長。国際基督教大学(ICU)、東京神学大学大学院、プリンストン神学大学院博士課程を修了(Ph.D.)。国際基督教大学教授、プリンストン神学大学院客員教授、バークレー連合神学大学院客員教授を経て、2022年より現職。2012‐2020年国際基督教大学学務副学長、2022年同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)