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福田恆存の言葉 処世術から宗教まで

文春新書 1445

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-16-661445-5
4-16-661445-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

ゴマをすって偉くなってなぜ悪い。世界一流だった陸軍、海軍がどうして戦争に負けたのか。日本では民主主義が運営できない―。戦後を代表する知識人である福田恆存は、近代化の弊害を問い続けた。その思想のエッセンスが詰まった「伝説の名講演」を初の活字化!

目次

第1章 処世の技術
第2章 近代化の逆説
第3章 状況を読む
第4章 精神の近代化
第5章 言葉という道具
第6章 己とは何か
第7章 強者と弱者
第8章 神は理解できるか

著者紹介

福田 恆存 (フクダ ツネアリ)  
1912(大正元)年、東京本郷に生れる。東京大学英文科卒業。中学教師、雑誌編集者、大学講師などを経て、戦後、文筆活動に入る。評論、翻訳、劇作、演出の他、チャタレイ裁判では特別弁護人を務め、自ら劇団「雲」(後に「昴」)を主宰。国語の新かな、略字化には生涯を通じて抗した。1956(昭和31)年、『ハムレット』の翻訳演出で芸術選奨文部大臣賞。1994(平成6)年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)