肉体のジェンダーを笑うな
集英社文庫 や44−2
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2024年2月 |
ISBNコード |
978-4-08-744619-7
(4-08-744619-0) |
税込価格 | 726円 |
頁数・縦 | 262P 16cm |
商品内容
要旨 |
医療の進歩で男性でも母乳が出せるようになった世界。哲夫は、ついに授乳を経験するが?(「父乳の夢」)機械を装着することで筋力差がなくなり、性別による役割分業が減ったら?(「真顔と筋肉ロボット」)性差への理解を深めたら月経が訪れるようになった男性の変化とは?(「キラキラPMS(または、波乗り太郎)」)など、驚くべき想像力で性差が減った未来をユーモラスに描く、全4編収録。 |
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出版社・メーカーコメント
もし夫の胸から「母乳」ならぬ「父乳」が出たら!?PMS(月経前症候群)を体験できるサーフボードがあったら? 旧来的な性別役割をユーモラスにひっくり返す、想像力にあふれた小説集。【著者略歴】作家。性別非公表。2004年にデビュー。目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。他の著書に、『ミライの源氏物語』『母ではなくて、親になる』『ニセ姉妹』『美しい距離』など。日常の社会派。趣味は育児。