• 本

日本のカスタムナイフ年代記 アメリカの伝統を吸収し独自の文化へと昇華させた人々の“ものがたり”

出版社名 ホビージャパン
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-7986-3424-1
4-7986-3424-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 129P 21cm

商品内容

要旨

アメリカの伝統を吸収し独自の文化へと昇華させた人々の“ものがたり”。昭和40年代から50年代のブームが貴重な証言で蘇る!!

目次

第1章 カスタムナイフ・クロニクル―日本にカスタムナイフ文化ができる頃
第2章 USカスタムナイフと日本―対談:井上武(ディーラー)×相田義人(カスタムナイフメーカー)
第3章 蘇る職人芸、東京ナイフ―伝説に彩られた元祖・日本のカスタムナイフ
第4章 日本の鍛造ナイフ、そのパイオニア―和洋のジャンルを超え、融合させた作家の肖像
第5章 ある刃物屋の肖像―銀座菊秀、昭和から令和の足跡を振り返る

出版社・メーカーコメント

独自に発展を遂げた「日本のカスタムナイフ」のブームを牽引し、文化にまで昇華させた作家たちや有名ショップにスポットを当てて、キーパーソンたちの貴重な証言で詳細に歴史をなぞっていく。<プロローグ>写真でみる日本のカスタムナイフマスターピース第1章 〜カスタムナイフクロニクル〜日本にカスタムナイフが登場した時代を貴重な証言で振り返る。第2章 〜銀座の刃物屋、昭和から令和の足跡を振り返る〜日本を代表する刃物屋、銀座菊秀の井上武氏に、自らとお店の足跡を振り返ってもらい、日本の刃物文化そのものを振り返る。この本の中核的なパート。第3章 〜対談 井上武×相田義人〜日本を代表するナイフ作家の一人にして、最初期にナイフ制作を始めた相田義人氏と井上武氏が、70〜80年代を振り返りつつ、『カスタムナイフとは』を語り合う。第4章 〜東京ナイフの系譜を受け継ぎし者たち〜東京には昭和初期からカスタムナイフに準ずるナイフを作り出す職人たちがいた。彼らの足跡を振り返りつつ、70年代後半に、井上からのアドバイスをもとに純正カスタムナイフを作り出した藤本保廣氏とその後継者、鹿山利明氏にスポットを当てる。

著者紹介

服部 夏生 (ハットリ ナツオ)  
1973年愛知県名古屋市生まれ。東北大学文学部卒業後、96年より出版社勤務。日本唯一のナイフ専門誌だった『ナイフマガジン』をはじめとする雑誌やムックの編集長を兼任したのち独立。「刃物専門編集者」として『ナイフダイジェスト』『日本の包丁』(いずれもホビージャパン)をはじめとする本を数多く企画・編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)