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国境の人 間宮林蔵 探検家にして幕府隠密、謎多き男の実像を追う

出版社名 草思社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-7942-2714-0
4-7942-2714-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 325P 19cm

商品内容

要旨

奇跡の海峡突破を成し遂げた男を突き動かした「大義」とは―。列強のアジア進出で緊張高まる江戸後期に、国内外を雄飛し続けた男の生涯!

目次

第1章 探検家の揺りかご
第2章 サハリン追跡
第3章 失われたデレンを求めて
第4章 アムール漂流
第5章 持ち去られた古地図
第6章 血族
第7章 間宮海峡へ
第8章 隠密説に迫る

出版社・メーカーコメント

奇跡の海峡突破を成し遂げた男を突き動かした「大義」とは−−列強のアジア進出で緊張高まる江戸後期に、国内外を雄飛し続けた男の生涯!江戸後期の探検家、間宮林蔵。名前は有名だが、間宮海峡発見の実際や、蝦夷地での測量、アイヌの妻の存在など、知られざる点も多い。また、蝦夷地から帰還後の後半生は、シーボルト事件の密告者と噂されたり、幕府隠密として活動するなど、暗い影が。著者は、林蔵の足跡を求めて、サハリンの間宮海峡からアムール川流域、日本国内の林蔵ゆかりの地までを徹底踏査。林蔵が残した大いなる遺産を明らかにする。

著者紹介

〓橋 大輔 (タカハシ ダイスケ)  
1966年、秋田市生まれ。探検家。「物語を旅する」をテーマに、世界各地に伝わる神話や伝説の背景を探るべく、旅を重ねている。2005年、米国のナショナルジオグラフィック協会から支援を受け、実在したロビンソン・クルーソーの住居跡を発見。2022年に王立地理学協会(ロンドン)より勅許地理学者(CGeog)の称号を受ける。探検家クラブ(ニューヨーク)フェロー会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)