浅草蜃気楼オペラ
出版社名 | 宝島社 |
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出版年月 | 2024年3月 |
ISBNコード |
978-4-299-05238-4
(4-299-05238-2) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 312P 19cm |
商品内容
要旨 |
大正二年(一九一三)、高等女学校を卒業し、女優を夢見て上京した山岸妙子は、十六歳で帝国劇場洋劇部に入団する。指導の厳しさで恐れられるイタリア人演出家や、洋装を着こなす外国帰りのスター女優、血気盛んな先輩などに囲まれ、妙子はレッスンに打ち込んでいた。だが日本人には新しすぎたオペラは客に受け入れられず、洋劇部はあっさり解散となってしまい―。 |
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出版社・メーカーコメント
時代に翻弄される少女たちの友情と夢―― 大正浪漫あふれる 歌劇物語、開幕! 「世界は美しいばかりではない、だからこそ生命は輝く」岡崎琢磨 「私たちが直面する試練は、百年前も今も変わらない」辻堂ゆめ 「劇作家でもある筆者の、舞台への愛が詰まっている」友井 羊 (あらすじ) 大正二年(一九一三)、高等女学校を卒業し、女優を夢見て上京した山岸妙子は、十六歳で帝国劇場洋劇部に入団する。指導の厳しさで恐れられるイタリア人演出家や、洋装を着こなす外国帰りのスター女優、血気盛んな先輩などに囲まれ、妙子はレッスンに打ち込んでいた。だが日本人には新しすぎたオペラは客には受け入れられず、洋劇部はあっさり解散となってしまい――。 【著者について】 乾 緑郎… 1971年、東京都生まれ。2010年に『完全なる首長竜の日』(宝島社)で第9回『このミステリーがすごい!』大賞を、『忍び外伝』(朝日新聞出版)で第2回朝日時代小説大賞を受賞。他の著書に「鷹野鍼灸院の事件簿」シリーズ(宝島社)、「機巧のイヴ」シリーズ、『戯場國の怪人』(以上、新潮社)など。