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久邇宮家関係書簡集 近代皇族と家令の世界

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-642-01586-8
4-642-01586-8
税込価格 13,200円
頁数・縦 411,5P 22cm

商品内容

要旨

昭和天皇の皇后(香淳皇后)の実父である久邇宮邦彦王の教育係、家令・顧問として出仕した角田敬三郎宛の約一四〇点からなる國學院大學図書館蔵の書簡集。皇太子妃決定をめぐる「宮中某重大事件」に関する第一級史料も含まれ、邦彦王や宮家関係者の心情、宮内省や皇族・宮家の在り方を知る上で貴重。宮家の歴史に迫る論考編と巻末付録を収載。

目次

1 史料編
2 論考編(史料の概要と邦彦王―邦彦王の個性と皇太子妃問題
皇室典範成立期の皇族と宮内省―久邇宮家にみる皇族監督の定着過程
明治・大正期の久邇宮家の家政構造―宮中某重大事件の一側面
大正期の宮内省と久邇宮家
久邇宮家における宮務監督の就任事情―本郷房太郎を事例として
久迩宮家ゆかりの土地と建物
角田敬三郎宛書簡にみる邦彦王の日本観
明治期における皇族の外国訪問の歴史的意義―久邇宮邦彦王を中心に)
3 付録

著者紹介

上山 和雄 (ウエヤマ カズオ)  
1946年兵庫県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現職、國學院大學名誉教授
内山 京子 (ウチヤマ キョウコ)  
1982年熊本県に生まれる。國學院大學大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学。現職、國學院大學栃木短期大学准教授
中澤 惠子 (ナカザワ ケイコ)  
1945年中国東北部に生まれる。國學院大學大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学。現職、自治体史執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)