中世哲学の射程 ラテン教父からフィチーノまで
平凡社ライブラリー 962
出版社名 | 平凡社 |
---|---|
出版年月 | 2024年3月 |
ISBNコード |
978-4-582-76962-3
(4-582-76962-4) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 701P 16cm |
商品内容
要旨 |
ギリシア哲学の遺産を継ぎ、キリスト教の息吹を承けて形成された“中世哲学”。一千年に及ぶその豊かな流れを、アウグスティヌス、ディオニュシオス・アレオパギテス、六世紀のボエティウス、十一‐十三世紀スコラ学のアンセルムス、サン=ヴィクトルのフーゴー、トマス・アクィナス、十五世紀のクザーヌス、フィチーノらを中心とする、おびただしい思考の輻輳の中に照らし出す。―理性の自己解明に深化する超越論哲学と、その理性を自己突破に導く否定神学の伝統を両輪とするリーゼンフーバー哲学の基柱、待望のセレクション! |
---|---|
目次 |
第1部 中世思想の構造(ラテン教父の思考様式と系譜 |
出版社・メーカーコメント
古代末期から中世、15世紀ルネサンス迄。理性、自己、創造論、言語と超越、知性と神秘など哲学史の基本問題を網羅する待望の論集。