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戦争と鎮魂

出版社名 晃洋書房
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-7710-3814-1
4-7710-3814-7
税込価格 7,150円
頁数・縦 285P 22cm

商品内容

目次

序論 鎮魂を考える
第1部 文学の視座から(日中戦争への鎮魂歌―“寿星鶴算松齢図”を読む
能における戦争と鎮魂―敵味方の超克と宗教性、平和へのメッセージ
戦後日本の“鎮魂”とサバイバーズ・ギルト―シベリア抑留を体験した二詩人の表現から
「集団死」に対する鎮魂―木原孝一を中心に
多和田葉子『百年の散歩』論―戦争の記憶の街ベルリンを歩く)
第2部 日本の歴史を顧みて(筧克彦における「鎮魂」と戦争
メレル・ヴォーリズとその周辺―なぜ「天皇を守ったアメリカ人」になったのか
武藤章中将の東京裁判―その戦争と鎮魂
戦没者遺骨の戦後史―硫黄島を中心に)
第3部 世界史のコンテクストで(古代ギリシアにおける戦没者国葬制度と追悼記念
慰霊のしらべ―戦争と英国の「公共音楽」
ケニアのナンディ社会における死と生のエスノグラフィ)

著者紹介

牛村 圭 (ウシムラ ケイ)  
国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授(併任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)