都市に侵入する獣たち クマ、シカ、コウモリとつくる都市生態系
出版社名 | 築地書館 |
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出版年月 | 2024年3月 |
ISBNコード |
978-4-8067-1662-4
(4-8067-1662-6) |
税込価格 | 2,970円 |
頁数・縦 | 309P 20cm |
商品内容
要旨 |
住宅地の道を横切るクマ、ヒナに子ネコを与えるワシ、動物園のコアラを連れ去ったピューマ―。かつて人間のために創られた都市は、時代とともに清潔で緑あふれる場所へと成長した。しかし、人間の生活を豊かにした都市のあり方が、思いがけず野生生物が都市で生きていくことを可能にしたのである。都市はもはや人間だけのものではない。生息地を共有する隣人として彼らを受け入れ、互いを傷つけることなく共存していくためには、過去に学び科学に基づいて考える必要がある。今われわれが下す判断は、今後何世代にもわたって影響を与えることになるのだ。カリフォルニア大学の環境史家が、一匹のボブキャットとの出合いをきっかけに、都市生態系の知られざる歴史を解き明かし共生への道筋を探る全14章。 |
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目次 |
序論 猛獣たちのいるところは、今 |