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未来病院プロジェクト 生き残るための経営知識・診療報酬改定への対応

出版社名 中央経済社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-502-49431-4
4-502-49431-3
税込価格 2,970円
頁数・縦 208P 21cm

商品内容

要旨

2024年は変革の始まりの年です。報酬の同時改定の年です。新しい医療計画も始まります。医師の働き方改革が本格化します。コロナ禍は医療経済の視点で看過できない課題(応召義務の形骸化、役割分担の欠如、低すぎる給与など)を浮き彫りにしました。賃上げは未来への投資であり、同時に生産性を上げていく必要があります。上記等を踏まえ、中期計画を策定することが病院経営を行う上で必須となります。国力衰退にともない、診療報酬はますます余裕を失っています。イノベーションが妨げられ、超高齢社会の不安は募る一方です。「未来病院」には斬新で大胆な経営革新が求められます。組織や意識も根本的に見直し、生き残っていかなければなりません。

目次

第1章 消滅する病院、生き残る病院(2024年診療報酬改定について
「未来病院プロジェクト」とは何か
未来病院で役立つAI情報)
第2章 コロナ禍で顕現した「未来病院」(コロナ禍で顕在化した医療の課題
日本型マネジメント組織の限界
役割分担ができない地域医療 ほか)
第3章 未来病院プロジェクトの展望(ロボット・ICT・AIの業務効率化
マクロ経済の中の医療経済
孤立・孤独の社会問題にどう取り組むのか ほか)

著者紹介

牛越 博文 (ウシコシ ヒロフミ)  
慶應義塾大学経済学部卒。日本生命保険相互会社に入社後、ドイツ、オーストリア、イギリス駐在中に医療・介護関連の調査に携わる。日本生命退社後、厚生労働省所管(当時)の研究機構等に属しながら、中医協・診療報酬改定関連業務担当、早稲田大学エクステンションセンター講師を務め、テレビ朝日『ニュースステーション』(当時)等に出演。社会医療法人の経営企画部長、有限責任監査法人トーマツ(デロイトトーマツ)を経て、現在、医療経済・経営研究者、東京都登録講師派遣事業講師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)