サロメの断頭台
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年3月 |
ISBNコード |
978-4-06-534895-6
(4-06-534895-1) |
税込価格 | 2,310円 |
頁数・縦 | 477P 19cm |
書店レビュー
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サロメの断頭台
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
著者ならではの大正時代感あふれる本格長編推理小説。舞台を観ているような独特な雰囲気にひき込まれていく。
話題作の「方舟」や「十戒」とはひと味違った密度の高い夕木ワールドを味わえる。
独特なテンポ感にひたりながら、たっぷりと時間をかけて読むことで満足感は倍増。(2024年7月17日)
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商品内容
要旨 |
盗作犯を探し出せ。油絵画家の井口は、元泥棒の蓮野を通訳として連れて、祖父と縁のあったオランダの富豪、ロデウィック氏の元を訪ねた。美術品の収集家でもあるロデウィック氏は翌日、井口のアトリエで彼の絵を見て、「そっくりな作品をアメリカで見た」と気が付いた。未発表の絵を、誰がどうして剽窃したのか?盗作犯を探すうちに、井口の周りで戯曲『サロメ』に擬えたと思われる連続殺人が発生して―。 |
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出版社・メーカーコメント
油絵画家の井口は、泥棒に転職した蓮野を連れて、数十年前に置時計を譲ってもらった、ロデウィック氏という発明家の富豪の元へ訪れる。芸術に造詣の深いロデウィック氏は後日、井口の絵を見るために彼のアトリエに訪れるが、立てかけてあった絵を見て、「この絵とそっくりな作品を見た憶えがある」と気が付いてーー?未発表の絵の謎を追って、井口と蓮野が大正時代を駆け回る!『方舟』『十戒』で話題の夕木春央、最新作!