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万国博覧会と「日本」 アートとメディアの視点から

出版社名 勁草書房
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-326-65444-4
4-326-65444-9
税込価格 3,300円
頁数・縦 234,4P 20cm

商品内容

要旨

1873年ウィーン万博に初参加してから150年。開催5回の万博経験をもつ日本は、万博を通して何に取り組み、どう向き合ってきたのか。これまでの手法やテーマ、関わった人物に焦点をあて、芸術とメディアの視点から「万博と日本」を分析する。

目次

第1章 「映像博」の日本的展開―一九七〇年大阪万博と一九八五年つくば科学博(飯田豊)
第2章 未完の“万都市博”―東京世界都市博における泉眞也の構想をめぐって(江藤光紀)
第3章 大阪万博とデザインの歴史社会学―専門家から市民参加へ(加島卓)
第4章 時のつらなり―相澤次郎のロボットと一九七〇年大阪万博(鯖江秀樹)
第5章 ブリュッセルから大阪へ―万博から考える日本の「核」(暮沢剛巳)
第6章 未来都市―一九七〇年大阪万博(ウィリアム・O・ガードナー)

出版社・メーカーコメント

これまでに開催5回の万博経験をもつ日本。万博を通して何に取り組み、どう向き合ってきたのか。芸術とメディアの視点から分析する。1873年ウィーン万博に日本が初めて参加してから150年。この間、日本での開催も5回を数え、2025年大阪・関西万博、2027年横浜園芸博が続く。これまでの手法やテーマ、関わった人物に焦点をあてた、6年にわたる研究プロジェクト「万国博覧会に見る『日本』−−芸術・メディアの視点による国際比較」の最終成果論文集。

著者紹介

暮沢 剛巳 (クレサワ タケミ)  
東京工科大学デザイン学部教授。美術・デザイン評論
飯田 豊 (イイダ ユタカ)  
立命館大学産業社会学部教授。メディア論、メディア技術史、文化社会学
江藤 光紀 (エトウ ミツノリ)  
筑波大学人文社会系准教授。劇場・博覧会研究、音楽評論
加島 卓 (カシマ タカシ)  
筑波大学人文社会系教授。社会学、メディア論、デザイン史
鯖江 秀樹 (サバエ ヒデキ)  
京都精華大学芸術学部准教授。美術史、表象文化論
ガードナー,ウィリアム・O. (ガードナー,ウィリアムO.)   Gardner,William 0.
スワスモア大学教授。著書にAdvertising Tower:Japanese Modernism and Modernity in the 1920’s(Harvard University Asia Center,2006)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)