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実存哲学物語 人生の道標

出版社名 東京図書出版
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-86641-737-0
4-86641-737-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 260P 20cm

商品内容

要旨

主人公の日高一路は、6歳の時、近所のおばあさんが亡くなったことをきっかけに、死への不安と恐怖を抱くようになる。これが、彼の実存哲学の原点となり、その後の学生生活に大きな影響を与える。哲学の道を一心に突き進む人生。そして、実存哲学を真に理解するためには、フッサール現象学の理解が不可欠だ、ということに辿り着く。幼い頃から思索の人生を貫く、実存哲学徒の物語。

目次

六歳の一路(実存哲学の方法としての反省)
六歳の一路(実存哲学の原点としての不安と恐怖)
七歳の一路(実存哲学の主題としての共同体)
八歳の一路(努力と忍耐と喜び)
九歳の一路(慎重・尊厳・勇気・自信)
九歳の一路(限界状況と本来的自己実現)
十歳の一路(日高式勉強法―学問の本質)
十一歳の一路(児童会選挙―信頼と自律)
十二歳の一路(団体の結束力―連帯感と一体化)
十二歳の一路(決闘―恐怖と正義感)
十三歳の一路(勉強の意義―人格形成と幸福)
十四歳の一路(集団のリーダーとしての思慮深さ)
十五歳の一路(文学の限界)
十六歳の一路(文学少女の異性―敬愛)
十七歳の一路(哲学との出会い)
十八歳の一路(大学受験―哲学の道への転換点)
十九歳の一路(大学入学―哲学の恩師との出会い)
二十歳の一路(哲学徒の羽ばたき)
二十一歳の一路(実存哲学―恋と虚しさ)
二十二歳の一路(フッサール現象学)〔ほか〕

著者紹介

堀 栄造 (ホリ エイゾウ)  
1956年熊本県阿蘇市生まれ、筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科哲学専攻満了、博士(文学)(筑波大学)、大分工業高等専門学校名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)