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ビジュアルでつかむ!俳句の達人たち 〔4〕

正岡子規と近代俳句

出版社名 ほるぷ出版
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-593-10404-8
4-593-10404-1
税込価格 3,300円
頁数・縦 39P 28cm
シリーズ名 ビジュアルでつかむ!俳句の達人たち

商品内容

要旨

みなさんは、正岡子規を知っていますか?江戸時代から世の中が大きく変わった明治時代に、俳句や短歌をはじめとする文学の改革を推し進めた文学者です。正岡子規のすごいところは、急速に近代化する社会の変化を受けて、俳句などの文学を新しい時代の人々の心にひびくものにしようと考えたところ。「写生」という方法を提案し、その後の日本文学に大きなえいきょうをあたえました。35年弱という短い生がいの中で、よりよい表現方法を追求し続けた子規。その代表作と、子規の意志をついだ仲間たちや、近代の秀句までをしょうかいします。この1冊で、きみも正岡子規と近代俳句がわかる!

目次

新しい俳句を、そしてもっと命を
近代の俳句で季節を味わう
正岡子規ってどんな人?
手さぐりで俳句の道へ なんとなく俳句を始める
手さぐりで俳句の道へ 俳句に本気になる
子規の新しい俳句 「写生」を目指して
子規の新しい俳句 「ホトトギス」と新しい文章
子規の新しい俳句 病気とのたたかいと子規の絵
子規の新しい俳句 家族や友人の支えのなかで
子規の新しい俳句 最期の日々
子規の新しい俳句 弟子・高浜虚子
子規の新しい俳句 弟子・河東碧梧桐
近代の秀句1 春・夏の俳句
近代の秀句2 秋・冬の俳句
近代の秀句3 無季・自由律の俳句

著者紹介

藤田 真一 (フジタ シンイチ)  
1949年、京都府生まれ。関西大学名誉教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は日本近世文学(俳諧)。京都ゆかりの蕪村への関心をきっかけに、芭蕉や一茶などへも関心を広げ、地域と俳句、絵と俳句の関係などについても研究。松尾芭蕉が書いた挿絵入り『野ざらし紀行図巻』の検証にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)