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50万語を編む 「日国」松井栄一の記憶

出版社名 小学館
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-09-389147-9
4-09-389147-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 240P 20cm

商品内容

要旨

究極にして、至高。豊穣にして、深遠。日本の財産『日本国語大辞典』を編んだ者達の記録と記憶―

目次

日本人の知らない日本一の国語辞典(松井栄一)
「辞書の家」松井栄一氏ロングインタビュー(倉島長正)
『日本国語大辞典』の編纂とその意義(初版刊行時座談会)
ニッポン書物遺産『日本国語大辞典』(松井栄一×佐藤宏クロストーク)

出版社・メーカーコメント

『日国』を編んだ者達の記録と記憶  『日本国語大辞典』は、総項目数50万、用例数100万を収録したわが国最大にして唯一の大型国語辞典。国語学・国文学の専門家にとどまらず、歴史・仏教・漢籍・民俗などの各界の権威、経済・法律などの社会科学、および動物・植物など自然科学の研究者など、3,000人以上におよぶ識者によって40年以上の歳月を費やし完成しました。その『日本国語大辞典』、通称『日国(にっこく)』の初版と第二版を、編集委員会の中心として支え、編んだ、故・松井栄一(まついしげかず)の最後の著作(新書)に、第二版編集長・佐藤宏の解説、松井栄一と佐藤宏の対談や初版刊行時のインタビューも加えて大幅増補。秘蔵写真も。  【編集担当からのおすすめ情報】  日本語の生きた資料、日本人の財産である『日本国語大辞典』を編んだ松井栄一(まついしげかず)先生の「最後の著作となった新書(『日本人の知らない日本一の国語辞典』)」に、初版編集長との対談、第二版編集長との対談を加えた改訂版。生涯をかけて、日本最大・50万項目の辞書を編んだ松井栄一先生の記憶と記録を、秘蔵写真を交えて紹介します。

著者紹介

松井 栄一 (マツイ シゲカズ)  
1926年、東京都生まれ。日本の国語学者。辞書編集者。元山梨大学教授。『日本国語大辞典』初版と第二版の編集委員を務める。祖父の松井簡治、父の松井驥もともに辞書編集者。2018年12月3日没、享年92
佐藤 宏 (サトウ ヒロシ)  
1953年、宮城県生まれ。東北大学文学部卒業。小学館に入社後、尚学図書の国語教科書編集部を経て辞書編集部に移り、『現代国語例解辞典』『現代漢語例解辞典』『色の手帖』『文様の手帖』などを手がける。1990年から日本国語大辞典の改訂作業に専念。『日本国語大辞典第二版』の編集長。元小学館取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)