平安王朝と源平武士 力と血統でつかみ取る適者生存
ちくま新書 1785
| 出版社名 | 筑摩書房 |
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| 出版年月 | 2024年4月 |
| ISBNコード |
978-4-480-07613-7
(4-480-07613-1) |
| 税込価格 | 1,320円 |
| 頁数・縦 | 366P 18cm |
商品内容
| 要旨 |
清少納言や和泉式部が仮名文学で雅な貴族の世界を描いていた裏には、暴力が支配する武士の世界があった。それは地方だけでなく、都のすぐ近くでも人が殺されるような状態だった。そして、その雅な世界は武士による収奪によって成り立っていたのだ。この凄惨な時代、拡大・縮小を繰り返しながら、源氏と平氏が武士の代表格として確立してゆく。その背景にある、血の入れ替えと相剋の過程を克明に綴る。 |
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| 目次 |
序章 王朝絵巻世界の裏面史―隣り合わせの血と暴力 |



出版社・メーカーコメント
『源氏物語』で描かれる雅な世界の裏では、武士が暴力で支配する社会があった。血の入れ替えと殺し合いで、源氏と平氏が武士の代表格になっていく背景を描く。