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ヨーロッパの出現

講談社学術文庫 2814

出版社名 講談社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-06-534988-5
4-06-534988-5
税込価格 1,166円
頁数・縦 226P 15cm

商品内容

要旨

森と石、都市と農村が展いた後発のヨーロッパ文明は、どのようにして世界史の領導者になったのか。戦争・飢餓・疫病、ルネサンス・宗教改革・大航海を経てきたその歴史に、建設と改新、破壊と停滞のリズムを読み取り、歴史を動かす事件を追う。西洋史の泰斗が、古代から近代に至るまで、文明を一つのシステムとして通観する格好のヨーロッパ入門!

目次

第1章 太古の大陸にて(森と石の原景
ケルト人の雄姿
南の巨人・ローマ)
第2章 建設と破壊(ゲルマン人がきた
カールの帝国
ヨーロッパの外周から)
第3章 改新の世紀(西暦千年のあとに
農村文明の誕生―改新・その一 ほか)
第4章 精神と生活の範型(ルネサンス―地中海との和解
宗教改革―歓喜する内面
日常生活のミリュー―十六世紀の敷居の上で)
第5章 成人に達した文明(十六世紀―短い夏
国際経済システムの確立
絶対主義国家へ
一六四八年―危機の十七世紀)

出版社・メーカーコメント

森と石、都市と農村が展いた後発のヨーロッパ文明は、どのようにして世界史の領導者になったのか。戦争・飢餓・疫病、ルネサンス・宗教改革・大航海を経てきたその歴史に建設と改新、破壊と停滞のリズムを読み取り、文明を一つのシステムとして通観する。西洋史の泰斗による格好のヨーロッパ入門!【目次(抄)】

著者紹介

樺山 紘一 (カバヤマ コウイチ)  
1941年東京生まれ。東京大学卒。専門は西洋中世史、西洋文化史。東京大学文学部教授、国立西洋美術館長を経て、東京大学名誉教授、印刷博物館顧問、渋沢栄一記念財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)