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個人データ保護のグローバル・マップ 憲法と立法過程・深層からみるプライバシーのゆくえ

出版社名 弘文堂
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-335-35966-8
4-335-35966-7
税込価格 3,630円
頁数・縦 399P 19cm

商品内容

要旨

世界はプライバシーとどう付き合っているのか。デジタル社会の進展に伴い、飛躍的に高まる個人データの重要性。見境なき収集・活用からいかにプライバシー保護を図るか―。法的対応をはじめとする主要各国の様々な試みにつき、背景にある理念や憲法価値にまで遡った理論的・体系的整理を通して、それらの特徴を明らかにするとともに、「日本人のプライバシー意識」をも炙りだす。個人データ保護の世界的潮流を見すえ、今後の展望をひらく一冊。

目次

第1部 日本の現在地:その到達点と課題(日本のプライバシー権・現行法制度の概観
利用者情報に関するルール形成プロセスの課題
日本におけるプライバシー意識の実際
“座談会”アジャイル・ガバナンスを考える)
第2部 各国のデータ保護法:法制度と政治過程(アメリカ:連邦制と政治的分断の隘路をゆく
カナダ:データ保護の隠れたパイオニア
ドイツ:議会法による法整備・比例原則
フランス:市民社会による参加と受容
EU:グローバル・スタンダードの構築へ)

著者紹介

山本 龍彦 (ヤマモト タツヒコ)  
慶應義塾大学大学院法務研究科教授
小川 有希子 (オガワ ユキコ)  
帝京大学法学部助教
尾崎 愛美 (オザキ アイミ)  
筑波大学ビジネスサイエンス系准教授
徳島 大介 (トクシマ ダイスケ)  
NECデジタルトラスト推進部ディレクター
山本 健人 (ヤマモト ケント)  
北九州市立大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)