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多言語的なアメリカ

移動文学論 3

出版社名 作品社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-86793-030-4
4-86793-030-X
税込価格 4,180円
頁数・縦 274P 20cm

商品内容

要旨

英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、パトワ、イディッシュ、パピアメント、日本語…さまざまな言語が鳴り響く、新たなる「アメリカ大陸文学史」の試み。『イディッシュ』『エクストラテリトリアル』に続く、移動文学論第三弾!

目次

密林の東欧ユダヤ人
大西洋横断とマージナルな移動
パピアメント語小説に近づくために
ラフカディオ・ハーンと西インド諸島
カリブ文学としての『テンペスト』
密林のケルト人(読書ノート二〇二〇)
ブラジル日本人文学と「カボクロ」問題
『エルドラードの孤児』を読みながら(読書ノート二〇二二)
リオ・デ・ジャネイロ(一九四〇‐四二)―亡命ポーランド人とシュテファン・ツヴァイク
失踪者を追って(読書ノート二〇一五)
移民と人類学と考古学(読書ノート二〇一四)
ブラジルという交叉点(読書ノート二〇一六)
イディッシュ語を追いかけて(あとがきにかえて)

著者紹介

西 成彦 (ニシ マサヒコ)  
1955年岡山県生まれ。兵庫県出身。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程中退。熊本大学文学部助教授、立命館大学文学部教授、同大学院先端総合学術研究科教授などを歴任。立命館大学名誉教授。専攻はポーランド文学、比較文学、異文化接触論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)