経済学の思考軸 効率か公平かのジレンマ
ちくま新書 1791
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-480-07618-2
(4-480-07618-2) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 247P 18cm |
商品内容
要旨 |
経済学は、資源や財源など与えられた制約の中でどうやりくりするかという問題に絶えず直面し、解決策をひねり出そうとします。「拡大する格差を何とかするには」「全世代型社会保障は可能なのか」「市場メカニズムのカギを握る情報というファクター」「人口減少下におけるトレードオフの大命題」…難題の数々に、経済学の“ものの考え方”を駆使して、効率と公平という2本の評価軸をもとに、その発想と思考を交通整理します。「経世済民」をとことん突き詰め、社会全体の「幸せ」について追究する一冊。 |
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目次 |
第1章 出発点はあくまでも個人(個人か社会か |
出版社・メーカーコメント
「個人の幸せ」を出発点としている経済学が「社会の理想」を議論できるのか。効率と公平というせめぎ合う2本の評価軸で人口減少下の経済運営について考え抜く。