• 本

日本外交の劣化 再生への道

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-16-391842-6
4-16-391842-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 327P 20cm

商品内容

要旨

腰の引けた対中外交、慰安婦像乱立の大罪、米国にNOと言えない、北方領土交渉の失敗。前駐豪大使覚悟の手記「本書は私の遺言である」。日本を駄目にした政治家と官僚は誰だ?

目次

第1部 日本外交劣化の現実(動乱の二〇二四年
なし崩しの北方領土交渉
腰の引けた対中外交 ほか)
第2部 なぜここまで劣化したのか?(ロビイング力の決定的不足
惨憺たる対外発信力
歴史問題での事なかれ主義 ほか)
第3部 再生への道(精強な組織づくり
情報収集力の強化
対外発信力の強化 ほか)

著者紹介

山上 信吾 (ヤマガミ シンゴ)  
前駐オーストラリア特命全権大使。アボット元豪首相をして、「豪州人の心に永遠の印象を残した桁外れの大使」と言わしめた。1961年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、1984年外務省入省。コロンビア大学大学院留学を経て、2000年在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官、その後同参事官。北米二課長、条約課長を務めた後、07年茨城県警本部警務部長という異色の経歴を経て、09年には在英国日本国大使館政務担当公使。国際法局審議官、総合外交政策局審議官(政策企画・国際安全保障担当大使)、日本国際問題研究所所長代行を歴任。現在は、TMI総合法律事務所特別顧問等を務めつつ、外交評論活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)