商品内容
要旨 |
国土の1/3を森林に覆われたフランス。その木々のうち、7割は広葉樹である。修道院による大開墾や度重なる戦火によって荒廃し、一時は10%台まで低下した森林率を、フランスはいかにして取り戻し、植生の多様性を大切にした、本来の自然を模倣する森づくりを成し遂げたのか。ヨーロッパの歴史と森林政策、伝統から未来へとつなぐフランス林業のあり方、人々の広葉樹への愛と、拡大造林の影響が続く日本との比較から、全体最適の森に向けた広葉樹林業を紹介するフランス「森林の書」。 |
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目次 |
1 知られざる森林立国―ガリアの魂とフランス林業(オークでよみがえったノートルダム・ド・パリ |