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最新科学が教えるバスケットボールのオフェンスメソッド

出版社名 日東書院本社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-528-02444-1
4-528-02444-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 191P 21cm

商品内容

要旨

研究者達が、いかに現場に有益な研究成果を発表しようとも、指導現場で活かされなければ、研究成果によってプレーヤーのパフォーマンスを向上させることはできません。本書ではバスケットボールに関する研究成果をコーチやプレーヤーにも理解できるように解説するとともに、研究成果をもとにした練習方法も提案していきます。

目次

1 個人のオフェンスメソッド(1on1のドライブで得点を獲得する―スペースを作り短時間で攻め切る
フローターショットでビッグマンをかわす―フローターショットの成功率を向上させる ほか)
2 チームのオフェンスメソッド(トランジションでの優先順位を見極める―各局面において有効となるショットエリアを理解して判断する
ゴール付近にボールを侵入させてショット成功につなげる―インサイドでの合わせやキックアウトで得点を狙う ほか)
3 スクリーンプレーのメソッド(ハンドラーとしてピック&ロールを極める―ユーザーディフェンスを処理してスクリーナーディフェンスを見極める
一瞬のチャンスを見逃さずにバスを通す―オフボールスクリーンでパッサーが見ているところ)
4 フィジカルと判断力のメソッド(判断力を向上させてパスミスを減少させる―ギリギリまで複数の選択肢を持つ
バスケットボールのリズム感を磨く―裏拍子ドライブで相手を出し抜く ほか)

出版社・メーカーコメント

バスケットボールワールドカップ2023でアジア最上位の成績を収めた日本は、7月下旬に行われるパリオリンピックへの出場権を獲得し、大きな注目を集めています。また近年では多くの戦術が生まれ、同時にそれらを解明した論文が発表されています。本書ではオフェンスに関する戦術やテクニックの最新論文を解説するとともに、実践に役立つ具体的な練習方法を紹介。指導者はもちろん、プレイヤーも必携の一冊です。

著者紹介

桶谷 大 (オケタニ ダイ)  
1977年京都府出身。琉球ゴールデンキングスヘッドコーチ。京都府立朱雀高等学校卒業後にコーチング留学のため渡米。2008年、琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチに就任。2008‐09、2011‐12シーズンとbjリーグで2度目の優勝を果たす。2021年に再び琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチに就任し、2022‐23シーズンには琉球をB.LEAGUE初優勝に導いた
小谷 究 (コタニ キワム)  
1980年石川県出身。流通経済大学スポーツ健康科学部スポーツコミュニケーション学科准教授、日本バスケットボール学会理事、日本バスケットボール殿堂『Japan Basketball Hall of Fame』事務局。2003年、日本体育大学体育学部体育学科卒業。日本体育大学大学院博士後期課程を経て博士(体育科学)。専門はバスケットボールの戦術研究。大学ではコーチング学の授業を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)