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市長は社長だ 浜松市が1314億円の借金を返せた理由

出版社名 PHP研究所
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-569-85693-3
4-569-85693-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 270P 19cm

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要旨

2024年5月26日に投開票が行われた静岡県知事選で、6人の候補者が乱立する中、見事初当選を果たしたのは、元浜松市長・鈴木康友氏だった。選挙戦では4期16年の市長としての実績をアピール。特に産業活性化策を訴えたという。財政健全化など結果を残した同氏の浜松市での改革は、どのようなものだったのか。
本書では、常に「経営者としての視点」で市政を運営し、「財政の将来負担率黒字化」「外郭団体への貸付ゼロ」「自治体最高のムーディーズ格付け」といった功績を残してきた鈴木元浜松市長が、16年間の施策や行動を振り返り、自治体経営や行政そのもののあるべき姿を探っている。就任後すぐに明確な「経営方針」を掲げるなど、企業経営のように自治体を運営しようとする鈴木氏は、若手職員やベンチャー企業の社長から「市長」ではなく「社長」と呼ばれていたそうだ。
著者の鈴木氏は静岡県知事。1957年浜松市生まれ。松下政経塾に第1期生として入塾。卒塾後は企画会社経営、政治団体役員等を経て2000年から衆議院議員を2期務めたのち、2007年、浜松市長に就任した。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年7月3日]

商品内容

目次

第1章 「やらまいか精神」で全国モデルになる(「やります!」の実行
マニフェスト大賞を受賞 ほか)
第2章 財政の将来負担率が黒字になった(土日返上で勉強会を開催
定員適正化―余分な仕事も削減 ほか)
第3章 産業の未来を拓く(「先見力」―予言者とリーダーの違い
産業政策―自立的発展を遂げた唯一の政令指定都市 ほか)
第4章 出世する街(自治体に重要なのは「発想力」
「出世の街」への取り組み―浜松城活用への期待 ほか)
第5章 自治体と「共進」するグローバル企業―対談 スズキ株式会社代表取締役社長/鈴木俊宏 前浜松市長/鈴木康友(自治体を経営する
ライドシェアは待ったなし ほか)

出版社・メーカーコメント

市債残高を1314億円削減! 財政運営で全国1位のムーディーズ「A1」評価を獲得した「自治体の経営者」が黒字運営の秘密を記す。

著者紹介

鈴木 康友 (スズキ ヤストモ)  
1957年、浜松市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、松下政経塾に第1期生として入塾。卒塾後は企画会社経営、政治団体役員等を経て2000年、第42回衆議院選挙において、静岡県第8区より初当選。衆議院議員を2期務めたのち、2007年、浜松市長選挙初当選。2019年、再選。以後、浜松市長を4期務める。2024年4月、静岡県知事選挙に立候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)