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五月の迷子

出版社名 駒草出版株式会社ダンク出版事業部
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-909646-77-4
4-909646-77-9
税込価格 2,970円
頁数・縦 414P 19cm

商品内容

要旨

魚住陽子遺稿掌編小説集。俳句に閉じていく日々の物語。作家は自身と向き合うなかで、俳句と小説のあわいに立ち上る詩情を紡いだ。

目次

1(料理

指輪
美しい骨
言葉 ほか)
2(甘い話
波涛


車窓 ほか)

出版社・メーカーコメント

「小説の書けない時」と名付けられたパソコンのフォルダに残された28篇の物語。月刊俳誌『つぐみ』に2001年から2006年まで書き綴った掌編小説をまとめました。小説と俳句の調和、これもまた魚住陽子ならではの小説世界です。

著者紹介

魚住 陽子 (ウオズミ ヨウコ)  
1951年、埼玉県生まれ。埼玉県立小川高校卒業後、書店や出版社勤務を経て作家に。1989年「静かな家」で第101回芥川賞候補。1990年「奇術師の家」で第1回朝日新人文学賞受賞。1991年「別々の皿」で第105回芥川賞候補。1992年「公園」で第5回三島賞候補、「流れる家」で第108回芥川賞候補。2000年頃から俳句を作り、『俳壇』(本阿弥書店)などに作品を発表。2004年腎臓移植後、2006年に個人誌『花眼』を発行。2021年8月に腎不全のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)