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ペットが死について知っていること 伴侶動物との別れをめぐる心の科学

草思社文庫 マ7−1

出版社名 草思社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-7942-2730-0
4-7942-2730-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 345P 16cm

商品内容

要旨

動物の感情世界をめぐる科学は昨今大きな進歩を見せていますが、彼ら彼女らが自身の死、また飼い主との別れについてどう認識しているのかという、私たちを悩ませる最大の問題については、明確な答えは出ていません。また、飼い主が動物との別れにどう向き合えばいいのかという「最期のとき」にまつわる問題も、難しい課題です。それらの問いについて、動物の心の問題の第一人者が、動物と人間の多種多様な交流の例を通して核心に迫ります。

目次

序論 人間は動物の死を悼む動物である
人間と犬は一心同体か
ただひとつの欠点―別れが突然すぎること
輝きが消えるとき―犬の最期
猫は最期を知っている
別れのとき
野生の友を悼む
悲しい別れ―子供とペット
友を食するべきか
世界の路上で生きる犬たち
絶えゆく光に向かって―悲嘆の心理
もう犬も猫も迎えない…つもりだったけれど
癒しの儀式―亡き動物たちを刻む
結論 果てない悲しみを抱いて

出版社・メーカーコメント

動物の感情世界をめぐる科学は昨今大きな進歩を見せていますが、彼ら彼女らが自身の死、また飼い主との別れについてどう認識しているのかという、私たちを悩ませる最大の問題については、明確な答えは出ていません。また、飼い主が動物との別れにどう向き合えばいいのかという「最期のとき」にまつわる問題も、難しい課題です。それらの問いについて、動物の心の問題の第一人者が、動物と人間の多種多様な交流の例を通して核心に迫ります。<目次より>はじめに 死の天使との遭遇序論 人間は動物の死を悼む動物である 1  人間と犬は一心同体か 2  ただひとつの欠点−−別れが突然すぎること3  輝きが消えるとき−−犬の最期4  猫は最期を知っている 5  別れのとき6  野生の友を悼む7  悲しい別れ−−子供とペット8  友を食するべきか9  世界の路上で生きる犬たち10   絶えゆく光に向かって−−悲嘆の心理11   もう犬も猫も迎えない……つもりだったけれど12   癒しの儀式−−亡き動物たちを刻む結論  果てない悲しみを抱いて

著者紹介

マッソン,ジェフリー M. (マッソン,ジェフリー M.)   Masson,Jeffrey M.
1941年、シカゴ生。ハーヴァード大学でサンスクリット学、トロントの大学で精神分析学を学ぶ。『ゾウがすすり泣くとき』(河出書房新社)は世界的ベストセラーに
青樹 玲 (アオキ レイ)  
翻訳者。立教大学文学部英米文学科卒業。海外小説、英語学習誌、英語教材書籍の編集者、英語教材の開発者を経て、翻訳者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)