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富士山で俳句教室

角川文庫 ほ23−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-04-115105-1
4-04-115105-8
税込価格 924円
頁数・縦 196P 15cm

商品内容

要旨

日本一の山である富士山は、信仰の対象、芸術の源泉として、世界文化遺産となった。勇壮、優美、寂寥―四季さまざまの表情を見せ、対峙する者の鏡である富士山は、俳句にどう詠み継がれてきたのか。動植物、生活、天文、行事などの視点で、近世から現代まで百句を精選。富士山の名句を鑑賞しながら、擬人法、遠近法、比喩、掛詞、リフレインといった技法についても解説。学びながら楽しめる、俳句の入門書。

目次

春(木々の芽吹き
うららかに仰ぐ
桜と富士
花々に彩られて
風にそびえる
蛙と富士)
夏(水にきらめく
富士青々と
生き物と富士
裏冨士
人と富士
富士登山)
秋(秋空と富士
懐かしき山容
木々と秋草
夜の富士
崇高なる冨士)
冬(凍てつく富士
冴え冴えと咲く
冬ざれて飛ぶ
富士と暮らし
雪と富士)
新年(初富士
めでたき存在感
あこがれる富士)

出版社・メーカーコメント

気鋭の俳人が、富士山を詠んだ百句をセレクト。有名句から無名句まで、季節に応じて人々がどう富士を俳句に詠んできたかを鑑賞。登山やトレッキング、キャンプの合間に、古来の名句に触れつつ、情景を詠み、仲間と共有すれば、盛り上がること間違いなし。俳句を楽しむ入門書。

著者紹介

堀本 裕樹 (ホリモト ユウキ)  
1974年和歌山県生まれ。國學院大學卒。俳句結社「蒼海」主宰。俳人協会幹事。句集『熊野曼陀羅』(文學の森)で第36回俳人協会新人賞受賞。2022年度「NHK俳句」選者。二松學舎大學非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)