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連弾

河出文庫 つ2−5

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-309-42109-4
4-309-42109-1
税込価格 1,177円
頁数・縦 284P 15cm

商品内容

要旨

「予て御所望の雲母張り硝子製立棺、貴方と等身のもの、それも二台、昨夕入荷いたしました」。謎めいた女主人が古鏡の彼方へといざなう幻想譚「かすみあみ」、未来を失った天才ピアニストをめぐる男たちの縺れ合いと女たちの復讐劇「連弾」など五篇を収録。華麗なる悪夢の扉が今開く。全集未収録、伝説の短篇集、初の文庫化。

著者紹介

塚本 邦雄 (ツカモト クニオ)  
1920年、滋賀県生まれ。歌人、評論家、小説家。歌誌「玲瓏」主宰。51年第1歌集『水葬物語』でデビュー。三島由紀夫の支持を受ける。以後、岡井隆、寺山修司らと前衛短歌運動を展開し、成功させた。『日本人靈歌』で現代歌人協会賞、『詩歌變』で詩歌文学館賞、『不變律』で迢空賞、『〓金律』で斎藤茂吉短歌文学賞、『魔王』で現代短歌大賞を受賞。2005年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)