絹の襷 富岡製糸場に受け継がれた情熱
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2024年6月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2970-1
(4-7664-2970-2) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 341P 20cm |
商品内容
要旨 |
一五〇年間紡ぎ続けた“志”。明治の工場建築は、いくたびかの消滅の試練を乗り越え、なぜ、世界遺産登録に至ることができたのか。その核心に迫る、渾身のノンフィクション。建築が永遠に残り続けるためには― |
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目次 |
プロローグ 古武士 |
出版社・メーカーコメント
一五○年間紡ぎ続けた“志”明治の工場建築は、いくたびかの消滅の試練を乗り越え、なぜ世界遺産登録に至ることができたのか。その核心に迫る、渾身のノンフィクション!建築が永遠に残り続けるためには−−・明治の富国強兵・殖産興業政策の先陣を切って、1872年の操業から2014年の世界遺産登録、そして今日まで150年あまりの間、誰がどのようにして富岡製糸場存続の襷をつなぎ、いくたびかの取り壊し案を退けながらこの産業・文化遺産を守ってきたのか。 そして、いかにして世界遺産登録の座をかち得たのか?・著者が取材を重ねるにつれ、歴史に埋もれながら、“郷土の誇り” の存続に尽力してきた人々の熱意の連環が徐々に明らかになる。 そして薄絹のように透明な“ミッシング・リンク” が少しずつ、しかし確実に“現実”という色を伴ってつながっていく過程が焙り出されてゆく。・世界遺産登録から10周年を迎えるいま、富岡製糸場の「語られざる秘話」の核心に迫る渾身のノンフィクション。・詳細な年表を巻末に掲載。