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武士の掟 中世の都市と道

読みなおす日本史

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-642-07644-9
4-642-07644-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 155P 19cm

商品内容

要旨

中世武士たちは、自ら支配する都市にさまざまな掟を作って出した。なかでも「道」にまつわるものが多かったのはなぜなのか。道路掃除の掟からは、支配者たちの道路へのこだわりと、目指した都市のすがたが見えてくる。

目次

第1章 “武士の都市”鎌倉の掟(鎌倉幕府の法
しつこく出された道の掟
犯罪の取り締まり
庶民の娯楽はどこまで許されるか
武士は武士、坊さんは坊さんらしく)
第2章 御家人・戦国大名の掟(豊後大友氏と『新御成敗状』
下野宇都宮氏と『式条』
下総結城氏と『新法度』)
第3章 道路掃除の掟(道路へのこだわり
道路掃除はだれがするのか
聖なる空間
巨大な道路は権力の象徴)

出版社・メーカーコメント

中世武士たちは、自ら支配する都市にさまざまな掟(おきて)を作って出した。なかでも「道」にまつわるものが多かったのはなぜなのか。道路掃除の掟からは、支配者たちの道路へのこだわりと、目指した都市のすがたが見えてくる。

著者紹介

高橋 慎一朗 (タカハシ シンイチロウ)  
1964年神奈川県に生まれる。現在、東京大学史料編纂所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)