空白の團十郎 十代目とその家族
筑摩選書 0282
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2024年6月 |
ISBNコード |
978-4-480-01801-4
(4-480-01801-8) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 253P 19cm |
商品内容
要旨 |
十代目市川團十郎(本名・堀越福三郎)は、明治の名優・九代目市川團十郎の長女・實子の婿養子。「慶應」を出て銀行員として勤めたが、九代目の死後、三十歳を前に歌舞伎の世界に身を投じ市川三升を襲名。一九五六年に七十五歳で亡くなる近くまで舞台に立ち続け、死後「十代目」を追贈された。これまで経歴に不明点が多く、はっきりと評価もされてこなかった十代目は、果たして「團十郎」の名跡に値しない人物だったのだろうか。「空白の團十郎」の生涯を、家族との関わりとともに描き出す。 |
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目次 |
第1章 理想の婿 |
出版社・メーカーコメント
銀行員から市川團十郎になった男の初の評伝。九代目の婿養子で、30歳を前に役者となり市川三升を襲名、死後十代目を追贈された知られざる團十郎の実像に迫る。