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ネットワークパワー日本の台頭 「失われた30年」論を超えて

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-296-11985-1
4-296-11985-0
税込価格 3,520円
頁数・縦 385P 19cm

商品内容

要旨

世界の先端を行く日本の大戦略。国内の政治経済の変革、独自のエコノミック・ステートクラフトの展開。地経学・地政学戦略を軸に、日本のネットワーク国家への変貌を鮮やかに描く。

目次

停滞を語る声に背を向けて
第1部 グローバル化(経済グローバル化の中での安定
日本の外国人労働者)
第2部 経済(「失われた三〇年」の失敗、そして成功
アベノミクスの登場
日本再興への道)
第3部 政治(日本の政治における変化と継続性
ポピュリズム時代における日本の民主主義)
第4部 地経学(ルールにもとづく秩序における連結性主導者としての日本
日本のエコノミック・ステートクラフトの明瞭な強み)
第5部 地政学(安全保障の役割をどう担うか、深まる苦悩
より有能な日本
「万人の万人に対する闘争」が広がる世界で、その手綱をとれるか)
分断した世界におけるネットワークパワーとして

著者紹介

ソリース,ミレヤ (ソリース,ミレヤ)   Sol´is,Mireya
ブルッキングス研究所東アジア政策研究センター所長、フィリップ・ナイト日本研究チェア、外交政策上級フェロー。日本の対外経済政策、国際貿易政策、米国のアジアにおけるエコノミック・ステートクラフトの研究を専門とする。主な著書に、2018年に第34回大平正芳記念賞を受賞した『Dilemmas of a Trading Nation』(2017年。邦訳『貿易国家のジレンマ』日本経済新聞出版)がある
上原 裕美子 (ウエハラ ユミコ)  
翻訳者。主な訳書に、カイケル・J・グリーン『安倍晋三と日本の大戦略』、リチャード・ハース『The World(ザ・ワールド)』、ファリード・ザカリア『パンデミック後の世界 10の教訓』(以上、日本経済新聞社など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)