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闇の先へ 絶望を乗り越える行動科学

出版社名 旬報社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-8451-1924-0
4-8451-1924-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 237,17P 19cm

商品内容

要旨

著者はコロナ禍で家族に起きた悲劇により、人生の危機に直面する。絶望から抜け出そうともがき、あらゆる方法を試みるが、いずれも効果を得られず、大学も休職することに。そんな中、ある偶然の出来事がきっかけとなり劇的な回復を遂げることとなる。不慮の事故、愛する人との死別など、誰もが経験せざるを得ない人生の危機を乗り越えるにはどうしたらよいのか。悲嘆の当事者であり、行動科学の研究者である著者にしか書けないリアリティが、読者を「闇の先へ」と導く。

目次

序章(弱くて不合理な私
他人の苦しみは理解できない?
「乗り越える」という言葉)
1章 絶望と生還 私に起きたこと(順風満帆の人生から一気に奈落の底へ
転機、そして急速な回復が訪れた)
2章 どうしたら絶望から抜け出せるのか(レジリエンスとは?
希望の「根拠」を見つける ほか)
3章 自分の不合理を利用する(セルフナッジ)(従来の方法とセルフナッジの違い
参照点を変える
自分が回復するための利他的行動
幸福度は意外と回復する)
補章 私にとって、既存の本が「役に立たなかった」わけ

著者紹介

松井 亮太 (マツイ リョウタ)  
山梨県立大学講師。行動科学研究者。専門領域は行動意思決定論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)