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19世紀ロシア奇譚集

光文社古典新訳文庫 KAタ1−1

出版社名 光文社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-334-10395-8
4-334-10395-2
税込価格 1,210円
頁数・縦 388P 16cm

商品内容

要旨

悲劇的な最期を遂げた歌い手の秘密に迫るにつれ…「クララ・ミーリチ―死後」、屋敷に住みつく霊と住人たちとの不思議な関わりを描く「家じゃない、おもちゃだ!」など7篇を収録。重厚長大なリアリズム文学重視の陰で忘れ去られていた豊饒なロシアンホラーの魅力を発掘!

出版社・メーカーコメント

屋敷に棲みつく霊と住人たちの関わりをユーモラスに描く「家じゃない、おもちゃだ!」、ある女性に愛されたいために悪魔に魂を売った男の真実が悲しい「指輪」、列車で同席した五等官がわたしに特定の駅で降りろと勧める「乗り合わせた男」、悲劇的な最期を遂げた歌い手の秘密に迫るにつれ……文豪トゥルゲーネフ作の心理ホラー「クララ・ミーリチ−−死後」など7篇。リアリズム礼賛の蔭で忘却されてきた怪奇幻想の豊饒な世界。

著者紹介

高橋 知之 (タカハシ トモユキ)  
1985年千葉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、千葉大学大学院人文科学研究院助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)