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マンガ森の彷徨いかた 批評理論で名作を楽しむ

出版社名 三省堂
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-385-36169-7
4-385-36169-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 158P 19cm

商品内容

要旨

「批評理論」のキーワードを学ぶと、マンガはもっと面白い。子どもから大人まで、多くの人々を魅了するマンガ作品。そんな名作の数々を楽しむヒントは「批評理論」に隠されていた。「批評理論」を知り、マンガ森を彷徨えば、知らない世界が見えてくる―。マンガを愛する現代文講師・小池陽慈による名作マンガの楽しみ方入門!21の名作マンガに触れ、「批評理論」のキーワードを学ぶ。現代の社会や世界について考察する視座も得られ、高校生の読みものにも大人の学び直しにもぴったり!

目次

第1部 言葉(言葉の働き
差異の体系
言語相対論)
第2部 記号(記号―シニフィアン/シニフィエ
コード
コンテクスト
デノテーション/コノテーション
ストーリー/プロット
テクスト
期待の地平
異化
間テクスト性
表象―representation
ステレオタイプ)
第3部 表象を読み解く(コロニアリズム/ポストコロニアリズム
ジェンダー
性の多様性
生への介入)
第4部 どう読み、どう行動するか(差延
表象の向こうへ)

著者紹介

小池 陽慈 (コイケ ヨウジ)  
1975年生まれ。著述業、および河合塾・河合塾マナビス現代文講師。早稲田大学教育学部国語国文科卒業。同大学大学院教育学研究科国語教育専攻修士課程中退。学部生の頃より、ポストコロニアル批評を軸とした日本語文学におけるマイノリティ表象の研究を志すも、挫折。しかし、研究への情熱が再燃し放送大学大学院修士課程に入学、2024年3月修了。修士(学術)。修士論文では、知里幸恵、宗秋月、崎山多美のテクストを扱い、「国語」という機制を相対化する表現のありようについて考察した。2024年4月より、同大学院博士後期課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)