ある異常体験者の偏見
増補版
出版社名 | さくら舎 |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-86581-435-4
(4-86581-435-3) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 348P 19cm |
シリーズ名 | ある異常体験者の偏見 |
商品内容
要旨 |
戦場での凄惨を極めた体験!日本人を戦争にひきずり込んだ「戦争指向の精神構造」をあぶりだす!これが日本を破滅させたのだと山本七平が言う「軍人的断言法」など、異常体験から繰り広げられる日本社会の問題点を追究! |
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目次 |
ある異常体験者の偏見 |
出版社・メーカーコメント
日本人の常識が戦争実体験で鋭く問い直される!昭和17年(1942年)、21歳で入営。野砲少尉としてフィリピン戦線で闘い、捕虜となった戦争体験をもつ著者。フィリピン・ルソン島で終戦を迎えるまでの日々は凄惨を極め、かつ復員後もマラリアや結核の再発に苦しめられ29歳まで就職すらできなかった「死にぞこない」と自称。1970年、イザヤ・ベンダサン名で出版した『日本人とユダヤ人』で脚光をあびた後、1974年、文藝春秋より『ある異常体験者の偏見』(絶版)を上梓。自らの体験にもとづき日本軍の特異な問題をあぶりだし、衝撃をもって読まれたものを、さらに補強し「増補版」として、ここに出版!